全方位的に知見を広げたいと考える経営者にとって、これほど魅力的な場所はない
2020年9月、世界がコロナ禍という未曾有の事態に揺れるタイミングで、私はダイヤモンド経営者倶楽部への入会を決めました。当時、IT業界に身を置く弊社は、幸いにも業績への大きな悪影響はありませんでしたが、私の中にはある種の危機感と、新たなステージへの渇望が同居していました。それは、自社が株式上場を目指し始めたタイミングであったことも大きく関係しています。
それまでの私は、情報交換の場といえばIT業界の集まりが中心でした。しかし、いざ上場を見据え、「世の中に広く認められる会社」へと成長させていくプロセスを考えたとき、今の行動スタイルのままでいいのだろうかという疑問が湧いてきたのです。
ITという専門領域の殻を破り、もっと多様な業種、異なる価値観を持つ経営者の方々と触れ合わなければ、真の意味で社会に必要とされる企業にはなれないのではないか。そんな思いを抱いていた矢先、20年来の知人の経営者からご紹介をいただいたのです。その方は非常に信頼できる存在でしたし、その安心感からもすぐに申し込みをすることにしました。
入会して最初に感じたのは、この倶楽部特有の「心地よい距離感」です。特定の誰かがふんぞり返っているような派閥的な空気感は一切なく、非常にフラットで温かい雰囲気を感じました。
また、実際に活動を始めて驚かされたのは、出会う経営者の方々の「キャラクターの濃さ」です。IT業界にいては絶対に出会わないような、個性溢れる方々との交流は、私にとって大きな刺激となりました。仕事の話に終始するのではなく、全く異なる背景を持つ方々と語らう時間は、凝り固まった思考をリセットし、最高のリフレッシュになっています。
具体的な学びという点では、政治家の方々を招いた会合なども非常に印象的です。日本の政界の中心にいるような方々の話を間近で聞き、未知の知識や話し方の技術に触れることは、他では得られない貴重な経験でした。実は、そういった場で得たエピソードを、社内外のコミュニケーションの「小ネタ」として活用させていただいたりもしています(笑)
また、少人数グループでの「4人会」では、既にIPOを果たした先輩経営者や、同じ志を持つ仲間と深く繋がることができました。こうしたネットワークを通じて得られた実体験に基づくアドバイスや情報交換は、次なる挑戦への大きな糧となりました。
この4年間で、弊社の業績は着実に伸長しました。入会当時に約12億円だった売上は、25億円を突破するまでになりました。MDM(モバイルデバイス管理)の「MobiControl」が収益の柱として安定稼働するとともに、AIチャットボットの「amie(アミー)」も成長し、大きな柱になっています。
「amie」に関しては、AIの進化が顕著で「技術力の定義」そのものが揺らぐ中、私たちは「ハルシネーション(AIの嘘)を排除し、内部データに基づいた正しい回答のみを出す」という点に愚直にこだわってきました。この特性が、間違いが許されない地方自治体や銀行といった市場で高く評価され、今まさに爆発的な広がりを見せています。
事業が加速する今、私は「人をど真ん中に置く」経営を再定義しています。AIで多くのことが効率化できる時代だからこそ、あえて誕生日会や合宿といった「物理的な触れ合い」の機会を増やしています。優秀な人材が「この会社で一緒にやりたい」と思えるような、強固な文化とビジョンを共有し続けることが、経営者である私の最も重要な役割だと考えているからです。
ダイヤモンド経営者倶楽部は、勉強会や交流会、さらには著名な経営者や文化人、政治家とのなどまで、非常にバランスよく、かつ深く網羅されている組織です。特定のコミュニティに偏るのではなく、全方位的に知見を広げたいと考えている経営者にとって、これほど魅力的な場所はありません。また、事務局スタッフの皆様の、参加者一人ひとりに寄り添う細やかなホスピタリティにも、いつも感銘を受けています。
私にとってこの倶楽部は、例えるなら「たまに会う親戚のおじさん」のような温かい存在です。ここで得られる多様な刺激と、信頼できる仲間との絆を支えに、これからも奢ることなく、社会に貢献し続ける企業を目指して突き進んでいきたいと考えています。
会社概要
| 会社名 | ペネトレイト・オブ・リミット株式会社 |
|---|---|
| 代表取締役 | 佐武 伸雄 氏 |
| 事業内容 | 企業が保有するデータベースや知のナレッジを有効活用し、社内DXを加速するAIチャットボットサービス「amie」、数千台〜数万台の端末のアプリケーションを一元的に管理運用が可能な「MobiControl」などの独自ソリューションの提供、ならびに受託開発事業 |
| URL | https://pol-japan.co.jp/ |




