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磯丸水産食堂、とろたく、おもてなし鳥良、鉄板二百℃、五の五、玉丁本店などSFPの多彩な飲食店を食べ歩き

SFPホールディングス株式会社
2021/04/10

海鮮浜焼きが人気の「磯丸水産」、手羽先唐揚が看板商品の「鳥良」など、業界を代表する人気飲食店ブランドをいくつも持つSFPホールディングス。そんな同社にはまだまだ多くの種類の飲食店があり、新しいブランドも増えています。そこで首都圏に展開するお店を順に訪ね、食べ飲み歩いてみることにしました。

※価格表記は全て税込。ただし訪問時(2021年2~3月)のもののため、今後メニュー内容・価格の変更がありました際はご了承ください。

 

訪問店舗リスト一覧 ~

【01】磯丸水産食堂  (自由が丘) ※新業態

【02】とろたく (元住吉) ※新業態

【03】磯丸水産×うなぎの岡島 (相模大野) ※コラボ新店舗

【04】おもてなし とりよし (西新宿)

【05】鳥良商店 (浅草橋)

【06】大衆酒場 五の五 (神田)

【07】大衆酒場 ホームベース (桜木町)

【08】きづなずし (秋葉原)

【09】鉄板二百℃ (西新宿)

【10】ビストロ ISOMARU (町田)

【11】いち五郎 (上野)

【12】生そば 玉川 (錦糸町)

【13】玉丁本店 (八重洲)

 

【1】磯丸水産食堂

まずご紹介するのは、「磯丸水産食堂」。同社の最も新しいブランドで、”お食事処”としてのイメージの強化のために、2021年3月5日にスタートしたばかりの店舗です。

1号店がオープンしたのは、東急東横線「自由が丘」駅近く。

正面口のロータリーから「しらかば通り」と呼ばれる小道を入るとすぐに左手に見えてきます。

「磯丸水産」のリニューアルに生まれたため、設備の多くはこれまでを踏襲していますが、テイクアウトニーズの拡大に応えるために、店頭に専用のカウンターを設置したことと

店内至るところに定食メニューが貼りだされているのが特徴で、”食事”が充実したお店であることを、大きく打ち出しています。

キーワードは「いつでも磯めし」。そんな同店の看板メニューの一つがこちら

桶の上に盛られた刺し盛りが目を惹く「豪華刺身盛り合わせ定食」1,738円。ネタは、まぐろ・アジ・赤海老・サーモン・ホタテ・鯛・ブリなど。アジは姿づくりでの提供です。味噌汁は、とろろうどんに変えることもでき、ごはん大盛も無料。

「磯丸水産」自慢の浜焼きもそうですが、お盆の上だけ見ていると、まさに海辺の食堂に出かけたよう。都内でも屈指のお洒落で人気のある自由が丘の街で、ざっかけない雰囲気で海の幸を存分に楽しめるのが面白いところです。

ちなみに定番の「刺身定食盛り合わせ定食」はこちら。まぐろ、ブリ、サーモン、鯛の刺身が4切れずつで1,089円。

そしてもう一つの看板メニューとして押し出しているのが、こちらの「カマカマ塩焼き定食」1,078円 (数量限定)

入荷状況によって多少変わる可能性もあるとのことですが、鯛のかぶと、ぶりかま、鮭のあらの3種の組み合わせが基本になります。写真では重なりあって見えにくいですが、カマやあらと言っても、いずれもびっくりするほど身がついています。

定食ではあるのですが、思わずお酒が飲みたくなるメニュー。ちなみに、このカマカマは煮つけバージョンもあり、こちらも同じ金額設定になっています。

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「磯丸水産食堂」ニュースリリース

※現在は、自由が丘店のみの展開です

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【02】とろたく

続いてご紹介するのは、こちらも新業態店の「とろたく」。”町鮨”をコンセプトにした、大衆的な寿司居酒屋です。2020年3月に川越でスタートし、コロナ禍で一時的に展開を中断していたものの、2021年4月に東急東横線「元住吉」駅近くに2号店を出店しました。今回はその「元住吉オズ通り店」にお伺いしました。

メニューの中心となるのは、寿司と天ぷら。いずれも一品から注文可能で、値段も110円からと手ごろです。一方、少し豪華な創作寿司もウリの一つです。

そこでまずは天ぷらから。おまかせ天麩羅8種盛合わせ1,078円を頼みました。海老、イカ、アナゴ、たまご、大葉、舞茸、かぼちゃ、茄子、そしてささみの大葉包みなど、種類も量も盛り沢山です。

お酒は、とろたくオリジナルラベルの純米酒を注文、418円

そしてもう一つ、店舗名の「とろたく」そのままの看板メニュー。「ザ・とろたく巻」を注文します。一本858円とハーフ528円があり、こちらはハーフ。大きく飛び出したとろとたくあんの見た目のインパクトはもちろん、とろりとした旨味とコリコリしたしょっぱい食感のコントラストが楽しめる一品です。

豪華系創作寿司から「具だくさんこぼれ寿司」の海鮮三昧748円も注文。まぐろ、ぶり、サーモンを細かく切ったネタの上に、イクラが彩りを加えます。

こちらも看板メニューの「にく寿司」。和牛、ウニ、イクラをそれぞれに組み合わせた種類があり、今回は全部使った和牛ウニクラ528円を注文しました。和牛は”低温調理”を用いたものだそうです。

実は同店には面白い演出があります。それは、とろたくや肉寿司、天ぷらの盛り合わせなどの看板メニューを頼むと、スタッフが拍子木を鳴らしてかけ声をかけること。下町的な活気や賑わいとともに、食を楽しむことができます。

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■とろたく元住吉オズ通り店 ぐるなびページ 

 ※現在は、川越と元住吉の2店舗

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【3】うなぎの岡島×磯丸水産

磯丸水産の新しい営業スタイルとしてもう一軒あげられるのが、テイクアウト専門「うなぎの岡島」とコラボした業態です。2020年12月からスタートしました。場所は小田急線「相模大野」駅北口から、駅前のメインストリート「コリドー街」をまっすぐ進んですぐ。

店頭には「磯丸水産」に並んで「岡島」の大きな看板が。また「磯丸水産食堂」同様に、お持ち帰りカウンターを大きく取っているのが特徴です。

ここに来たからには、やはり頼むのは鰻。かば焼き、白焼きをはじめ、大きな玉子焼きやとろろなどとの組み合わせなど多彩なメニューの中から、選んだのは正攻法に鰻重。

身厚な鰻がまるごと一匹入った「鰻重」の上 1,859円。メニューをよく見ると、ひつまぶしもあり、次回はこちらも頼んでみるかなと思いながら店を出ます。もちろん、磯丸水産のメニューも揃っており、店内には浜焼きを楽しんでいる人が多数いました。

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★「うなぎの岡島×磯丸水産」ニュースリリース

※コラボ店は相模大野店のみでの展開ですが、磯丸水産各店でも、鰻メニューは用意しています

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【4】おもてなし とりよし

SFPホールディングスの原点である「鳥良」を、さらにグレードアップし、フラッグシップ店舗としての今後の柱に据えるべく強化を図っているのが「おもてなし鳥良」です。

この日は新宿駅西口ロータリーからすぐの好立地にある新宿西口店にお伺いしました。より多くのメニューを味わうべく、事務局スタッフ数名での訪問です。

店内は199席と非常に大型のお店。しかし席間はゆったり取られ、開放感あふれる上品な内装とレイアウトになっています。かしこまり過ぎず、でもちょっと非日常を楽しみたい。そんなニーズにピッタリでしょうか。

最初に登場したのは、かぶのさらだ仕立て968円。”映え”感バッチり、見た目の楽しさとさっぱりした食味で、会食のスタートとしてちょうどいいセレクトになりました。

さらに美しい見た目のメニューが登場。これは、数種のおばんさい(528~638円)からお好みの3つを組み合わせたもの(1,298円)で、今回は「紫キャベツの辛子マヨネーズ和え」「和野菜のピクルス(茗荷、蓮根、かぶ、生姜、胡瓜など)」「つぶ貝と九条葱の辛子味噌和え」をセレクト。食材表記に漢字を多用しているところにも、お店の上品さが感じられます。

同店では馬刺しにも力を入れており、熊本直送と書かれた特上霜降りを注文(1,815円)。身の赤さ、そして脂の白さのコントラストがくっきり、見た目も艶やかです。

和牛ロースの溶岩焼き1,980円は、自分で焼きます。個々にお好みの焼き味で。

もう一点、焼き物で椎茸も注文します。徳島県産・肉厚椎茸焼き 748円。

そして「鳥良」へ来たら、何はさておきこれは頼まないとという定番の手羽先唐揚。

1人前5本で528円(写真は3人前)。手軽な値段でありながら、お酒のつまみとして申し分ない逸品。食べ始めたら止まらない、ロングセラー商品ならではの味わいです。

食事は鯛茶漬けをセレクト1,045円。透明感の高い鯛の切り身が印象的です。

最後はデザート。ほうじ茶ティラミスとわらび餅748円で締めます。

これまで写真で見てきたように、肉・魚・野菜と幅広いメニューが用意され、いずれも美しい盛り付けと丁寧に作りこまれた味わい。フラッグシップ店舗ならではの上質な時間を過ごすことができるでしょう。

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【おもてなし とりよし】ブランドサイト 

 ※店舗は西新宿、青山、上野、町田

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【5】鳥良商店

「鳥良」を起点とした、もう一つの新しいブランドが「鳥良商店」。こちらは「おもてなし鳥良」とは対照的に、鶏料理を中心にある程度メニューを絞り込み、より手軽にお手頃な雰囲気と価格で楽しめる店になっています。

今回は、JR浅草橋駅近くの浅草橋駅前店にお伺いした。

まずはメニューに「一押し」と書かれた、砂肝のごま塩あえ538円。さっぱりとしていて、最初のあてには最適です。

看板メニューの手羽先は外せず、5本で528円。実は「おもてなし鳥良」とは若干味付けが違うようです。

鳥良商店ならではのメニューがこちら。鶏くわ焼879円。炭火だれが香ばしいのと、いろんな部所が交じり合う食感の違いが味わいのポイントです。メニュー名に合わせて、容器の鉄皿が鍬のカタチになっています。

締めのメニューは、とりそば、とろとろ卵親子丼の二つが代表的なもので、今回は親子丼のほうをいただきました。

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【鳥良商店】ブランドサイト 

 ※店舗は、新宿区役所前店、南池袋店、有楽町日比谷店、上野6丁目店、浅草すしや通り店、神田西口店など多数

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【6】大衆酒場 五の五

SFPホールディングスが近年注力している大衆酒場ブランドの「五の五」へ。サラリーマンの聖地のひとつであり、庶民的な飲食店がたくさん並ぶ神田の店舗に伺いました。飲み屋がずらりと並ぶ、ガード下にお店は立地します。昔ながらの酒場をイメージさせる、レトロ感ある店構えが特徴です。

まず頼んだのが、お店の代表的な飲み物である「かちかちレモンサワー」429円と、おでんの5点盛り合わせ638円。氷と違ってレモンは溶けだしてもサワーの味を薄めることはなく、逆に風味が高まっていく。面白い着想です。

さらに人気の定番という塩もつ煮429円。具がたっぷりで塩味もマイルド。

あらためてメニューをよく見ると、「気仙沼産サメハツ レバサシ風」と書かれたものを発見。現地では「もうかの星」と呼ばれるもので、個人的にも大好きな食材の一つ。すぐに注文しました 528円。

もう一品くらい食べられそうだなと、追加注文したのがメニューの名物と書かれた欄の二つ目にあったホルモン焼き638円。甘辛風味のコロコロ食感メニューです。

この頃にはすでに「かちかちレモンサワー」は飲みほした後で、違う飲み物を考えていたら、お薦めされたのが「追いチューハイ」308円。一杯目はまだレモンが完全に溶け切らず、二杯目からその真価が発揮されるとのこと。写真のようなかわいらしいミニ徳利で提供されます。

そして、店長から「お昼のランチも人気でおすすめですよ」という話を伺い、あらためて後日訪問してみました。

メニューは魚介類中心。季節限定のカキフライと悩んだものの、刺身とアジフライの組み合わせに惹かれて、「刺身盛り合わせ定食」を注文 1,089円。

この日の刺身はブリ、マグロ、サーモン。まさに神田らしくボリュームたっぷり。小鉢がいっぱいついているのも大きな魅力です。

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【五の五】ブランドサイト 

 ※店舗は神田、上野、祐天寺、桜木町

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【7】大衆酒場 ホームベース

大衆酒場のもう一つのブランドを訪ねて、京浜東北線を南に向かいます。降り立ったのは横浜の桜木町駅。

野毛側の出口からすぐ「桜木町ぴおシティ」の地下街に、同社初の立ち飲み業態「ホームベース」があります。

実はこのエリアは、知る人ぞ知る”昼飲み”のメッカ。駅前の商業ビル一階という立地ながら、近くに場外馬券売り場があるため、”昼飲み”と言う言葉が注目され始めた遥か以前から、良い感じに飲んべえの人たちが集まるディープなゾーンになっています。

フロア内は、ほぼ大衆居酒屋か立飲みのお店で構成 (「五の五」もあります)

店内は「ホームベース」という名前にちなんで、野球のユニフォームが多数飾られていました。

今回は黒ホッピーでスタート418円。同じ大衆居酒屋路線でも、「五の五」のメニューとはかなり異なり、手軽な価格のおつまみがバラエティ豊かに並んでいます。

面白いのが、「五の五」では煮込みは塩味だったのが、ここでは醤油味であること。

「どて」メニューを用意しているのも、SFPのお店ならではです。

「大正焼き」「昭和焼き」のメニューがインパクトあって、思わず注文。こちらは大正焼き、命名理由は聞きそびれました。。

「荒木さん家のぶり」の名前も気になって追加。メニューに記された、赤丸や赤線に見事に誘導されています。

店内の張り紙にあった豚足も頼んでみました。茹でと焼きと二種類から選べて、焼きのタイプをセレクト。ピリ辛味噌でいただきます 385円。

たくさん頼んだつもりでも、総額は税込みわずか2,090円と、まさにセンベロ店の醍醐味を堪能できました。

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【ホームベース】ブランドサイト

 ※店舗は桜木町と伊勢佐木町

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【8】きづなずし

磯丸水産で得た鮮魚調達のノウハウを生かして、2011年からスタートした「きづなすし」。近年は食べ放題メニューが人気のお店です。

訪れたのは秋葉原店。JRの電気街南口を出て、すぐの大通りの万世橋警察の向かい。

佐藤社長がまぐろを捌く姿が大きく載った看板が目印です。

食べ放題は、ゆかりコースときずなコースの2種類。それぞれ80種類、100種類と非常に多くのネタが楽しめるのが特徴です。

ただ今回は、そこまでたくさん食べれないかなと単品で注文することにしました。三貫にぎりのセットがたくさん用意されているので、そこからまぐろ食べくらべ979円、白身649円、軍艦979円のそれぞれ三点を組み合わせます。

おつまみを見繕っていると、他ではあまり見たことがない「あさりの海苔和え」649円が気になって注文。あさりも海苔もたっぷりで日本酒が合いそうです。

さらにもう一品、アボガドロール858円。

途中ですでに気付き始めていましたが、そんなに食べないつもりでも単品をいくつか追加していくと、食べ放題くらいの価格になっていきます。ですから「おなか一杯になるぞ!」と意気込んでいなくても、よほどの少食でない限り食べ放題を頼んだほうがお得かもしれません。

実際にこの日は週末でもあり、ほとんどのお客さんが食べ放題を頼んでいました。秋葉原という立地も重なり、若い層の男性一人客が多いのも特徴で、パーテーションで仕切られたカウンターに一人ずつずらりと並ぶのもこの店ならでは。逆に言えば、周りを気にすることなく一人でもくもくとカウンター寿司を楽しみたいときには、絶好の店と言えるでしょう。

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【きづなすし】ブランドサイト 

 ※店舗は新宿歌舞伎町、秋葉原、大宮南銀座通りの3店舗

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【9】鉄板二百℃

SFPホールディングスのなかでは少し異色なコンセプト。目の前で焼き上げる臨場感を大切に、鉄板焼きをよりカジュアルに楽しんでもらおうと生まれたお店です。

今回お伺いしたのは西新宿店。新宿西口から新宿大ガードを右手に小滝橋方面に向かう途中左側にあります。

まずはワインを注文、なみなみハウスワインは名前通りグラスいっぱいに注がれて550円。

焼き物はまず魚から。とろまぐろのおつまみステーキ1,078円、とても美しい色合いです。

焼き上がりはこんな感じ。特製のソースも用意されています。

肉はサーロインを注文 100g3,828円から。

さらに海鮮をもう一つ。少しリッチに活鮑の鉄板焼きバター醤油1,320円。

そして鉄板二百℃オリジナルの人気メニュー、ふわとろ焼き935円。見た目はお好み焼きっぽいですが、味わいはたこ焼きのようで美味しい。

締めのスイーツは、焼きリンゴのシナモン風味528円。

友達同士はもちろん、接待やデートでも重宝できそうなお店です。

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【鉄板二百℃】ブランドサイト 

 ※店舗は西新宿、五反田の2店舗

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【10】ビストロ ISOMARU

カジュアルに洋食を楽しめるビストロとして、魚介類をふんだんに用いたメニュー構成が特徴なのが「ビストロ ISOMARU」です。小田急線町田駅の北口から、まほろ横丁を歩いてすぐ。

店内はコンクリート打ちっぱなしの内装と、中央に大きくオープンキッチンを設けた開放感ある空間が特徴です。

ボトルもグラスも手ごろな価格から幅広く用意されています。料理は人気の定番メニューから、まずISOMARUの海鮮カルパッチョ1,188円。マグロ、真鯛、サーモン、水タコ、赤海老のタルタルなどが彩り豊かに入っています。

そしてISOMARUの 具だくさんアヒージョ1,078円。その名の通り、エビ、ムール貝、水だこ、小ヤリイカ、ホタテなど多数の食材が入っており、味わいも食感もいろんな変化が楽しめます。お店のメニューにある通り、一押しの一品。

魚介類ばかりでなくお肉のメニューもあります。ランチメニューも多数そろえており、単品でも頼めるということでしょうが焼きを。びっくりするほど大きな肉が出てきました。

カウンター席が多いため、一人でふらりと訪問するにも適しており、今の時期、気軽に昼飲みを楽しむのも良さそうです。

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【ビストロ ISOMARU 】ブランドサイト 

 ※店舗は首都圏は、町田店のみ

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【10】いち五郎

次は上野に向かいます。アメ横のガード下、特に「もつ焼き大統領」がある通りは、日本を代表する昼飲みの聖地として、いつしか立ち飲み屋がひしめき合うエリアになりました。

その通りを昭和通りに向けて歩くと、餃子専門店「いち五郎」の看板が右側に見えてきます。途中には「五の五」「磯丸水産」「鳥良商店」も次々に表れ、さながらSFPホールディングスの城下町といった雰囲気が漂います。

今回頼んだお酒は、カチカチシリーズからアップル439円。この後の追いチューハイもセットです。

餃子の注文は、ニンニク・ニラが入ったスタミナ系の「極み餃子」429円と

 

葱とポン酢であっさりといただく「葱ポン水餃子」484円。

箸休めに、ごま塩きゅうり329円も注文。

そして締めラーメン。餃子店でもあり、ワンタン麺715円をいただきました。

ランチタイムは、餃子10個入りの餃子定食869円を中心に、焼き肉、唐揚げ、しょうが焼きなどの、肉食メニューを取り揃えているとのことです。

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【いち五郎】ブランドサイト 

※店舗は、上野、新宿、町田、横浜に2軒、大阪にも展開

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【12】生そば 玉川

東京の東のターミナル錦糸町駅。南口のロータリーから、歩道橋を渡ったすぐの交差点の角にあるのが「生そば玉川 錦糸町駅前プラザビル店」です。

ガラス張りの店舗は非常に明るく、店内もゆったりめ。立ち席と着席が半々くらいの設定です。

入ってすぐの券売機を眺めると、上段に看板メニューの「肉そば」が大きくアピール。せりそば、鴨茄子そば、ばら海苔そばなどの個性的なメニューも気になりますが、まずは王道の「肉つけそば」並690円を頼みます。

麵が見えないほどに肉が載り、海苔・葱の薬味もたっぷり。つけ汁はラー油が入ったピリ辛仕様になっています。

このお店は立ち食いそばでありながら、伝統的な「二八そば」にこだわっているのが特徴。店名に「生そば」とつくように、「打ちたて・茹でたて」の味もアピールポイントです。

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【生そば玉川】ブランドサイト 

 ※店舗は錦糸町と池袋

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【13】玉丁本店

最後に降り立ったのは東京駅の八重洲口。八重洲地下街に向かいます。

そこにあるのが代表的な名古屋めしの一つ、味噌煮込みうどんを看板とする「玉丁本店」です。

当店舗のオープンは2005年10月と、実は「磯丸水産」1号店より歴史が長い。岐阜県出身で名古屋めしに愛着がある筆者は、近くで本格的な味噌煮込みうどんが食べれることが嬉しく、オープン直後に訪問した記憶があります。

夕方の訪問でもあるので、まずはビールとおつまみから。名古屋地区ならではの「どて」の盛り合わせからスタート。これは盛り合わせですが、大根や玉子、こんにゃくなど単品での提供もあります。

そして同じ名古屋めしということでここでも、同社の原点でもある手羽先唐揚を注文。

看板メニューの味噌煮込みうどん。今回は一番シンプルなものを選択して1,045円。ぐつぐつ煮立った状態で提供されます。濃厚ながらもくどくなく、少し芯を残してゆで上げた麺が本場味噌煮込みうどんならではの味わいです(柔らかめ状態での提供もあるそうです)

平日の夜は、ドリンクセットも用意されており、かなりお得な価格設定になっています。

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【玉丁本店】ブランドサイト 

 ※店舗は八重洲店のみ

 

以上12種類のブランドを訪問しましたが、気になるお店やメニューはあったでしょうか。もちろんここで紹介できたメニューはごく一部であり、みなさんそれぞれに好きな味を発見してみてください。

 

(取材/文) ダイヤモンド経営者倶楽部 北村和郎

 

 

 

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