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「食品リサイクルループ」の取り組みがさらに進化。東金市「道の駅みのりの郷東金」で、資源循環・地域活性化・市民サービス向上の新たな挑戦

三友プラントサービス株式会社
2022/07/21

三友プラントサービスは、東金市にある「道の駅みのりの郷東金」を拠点に東金市・スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社と包括協定を締結。東金市における持続可能な循環型社会の実現と地域の活性化及び市民サービスの向上の取り組みを進めており、その具体的な内容を紹介する。

1.循環型社会の実現と地域の活性化(地域に根差したリサイクルループと産官学取り組み)

三友プラントサービスは、2014年よりスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社と食品リサイクル(コーヒー豆かす)の取り組みとして「食品再生利用事業(食品リサイクルループ)」の認定を受けてコーヒー豆かすの飼料化事業に取り組んでいる。

これはスターバックスの各店舗で日々排出される「コーヒー豆かす」を回収、自社工場で乳酸発酵飼料とし、提携先の牧場がこの飼料を用いて乳牛を育て、集荷されたミルクは再びスターバックスの店舗で、ドリンクとして供されるといった内容だ。

今回の取り組みで目指していることは、三友プラントサービスが東金市内にある自社工場へ飼料化施設を設置、スターバックス コーヒー 道の駅みのりの郷東金店をはじめ、関東圏の店舗から出る「コーヒー豆かす」を受け入れ、東金市を中心とした地域内で循環する仕組みを創り出すこと。

スターバックス コーヒー 道の駅みのりの郷東金店のコーヒー豆かすからの飼料化への取り組みはこれからだそうだが、既に三友プラントサービスの飼料化施設で製造された飼料を近隣の牧場へ供給し、牧場から出るミルクの利用が始まっているそうだ。

この道の駅では、このミルクを使った商品が提供されている。例えば、 直売所「東金マルシェ」内でのプリン。


 
リッチな味わいのプレミアムプリン「みのりとろ~りプリン」がその一例だ。

このプリンは、併設されたレストラン「カフェ&リストランテ とっチーノ」でもデザートなどで提供され、


 
さらにシェイク類などでも、原料として用いられている。写真の「千葉酪農牛乳」などのパック牛乳も、商品リサイクルループを活用した牛乳に置き換えられていくそうだ。

これらの食品リサイクルループの取り組みは、スターバックス以外の飲食店チェーンなどでも進んでいると言い、SDGs時代ならではの魅力ある取り組みのさらなる拡大と進化を続けている。

それが三友プラントサービスが独自で取り組む「SAIKAI PROJECT」であり、既にIYグループのデニーズとの取り組みなどへと発展している。

 

2.脱炭素社会(CO2削減)に向けた取り組みと地域の活性化

太陽光発電による再生可能エネルギーへの取り組み、地元木材の利用など木造店舗の取り組みなどCO2の排出を抑えるさまざまな施策も進行中だ。

東金市が「植木のまち」であることから市の木である「ラカンマキ」をシンボルツリーとし、芝生などの代替品として推奨する、CO2吸収効果の高い「クラピア」を植栽の下草に使用しているなど、あらゆるところで環境に配慮した取り組みとなっている。

 

 

道の駅 みのりの郷 東金

住所 千葉県 東金市 田間1300-3
電話番号 0475-53-3615
営業時間 09:00~18:00

スターバックス コーヒー 道の駅みのりの郷東金店

住所 千葉県 東金市 田間1330-1「みのりの郷東金」内
電話番号 0475-50-3601
営業時間 08:00~22:00

https://store.starbucks.co.jp/detail-4097/

 

~ 関連リンク ~

○三友プラントサービス株式会社 ホームページ https://www.g-sanyu.co.jp/

○三友プラントサービス/リリース

「東金市 ・ スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社との包括連携について」

東金市における資源循環・地域活性化・市民サービス向上に関する取り組みについて|ニュース – 三友プラントサービス株式会社 (g-sanyu.co.jp)

○スターバックス コーヒー ジャパン/リリース

・「コーヒー豆かすの地域内リサイクルループで、地域とともに目指す環境負荷低減。「スターバックス コーヒー 道の駅みのりの郷東金店」 6月1日(水)オープン」

○コーヒー豆かす 紹介まんが 

★ストーリーの続きは→ こちらから

 

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