事務局からのお知らせNotice

【東銀座・木挽町グルメ】おすすめランチ(寿司、和食、鰻、蕎麦、洋食など幅広く網羅)

2020/08/20

 

かつて木挽町と言われた東銀座駅周辺は、江戸時代は芝居小屋や見世物小屋が集まり、明治になってからは歌舞伎座を中心に賑わった文化の集積地。近年は、マスコミや広告代理店などの本社/支社が集まってきたエリアでもあり、日常的に「食にこだわり、お金をかける」人たちが多い。

一方で銀座の中心地ほど敷居が高くなく、築地ほど観光地なわけでもない。その「ちょうどいいくらい」のバランス感が、この地ならではの魅力(高いCP)を作りだしてきたと言えるだろう。

ここでは”木挽町エリア”を軸に、特徴的なメニューを持った個店を中心にクローズアップ。いくつもの人気店が閉店し、かつては行列をなしていた店も勢いがなくなるなど、コロナ禍以降の環境変化は顕著ですが、良い店にはしっかり残ってほしく、応援含みでまとめています。

 

【店舗名一覧】(2021年5月最終更新。現在の内容とはかなり異なっている場合があります。閉店・移転情報一部追記)

〇和食・割烹・・・いしだや銀座うち山銀座くどう一二岐あさみ

〇寿司・・・二葉鮨鮨 石島おのでらおちあい

〇鰻・・・ひょうたん屋1丁目店/6丁目店竹葉亭本店登三松

〇居酒屋、立飲み・・・羽田市場銀座直売所離亭 三ぶん

〇蕎麦/うどん・・・木挽町湯津上屋流石歌舞伎そば大常花山うどん

〇とんかつ、揚げ物・・・にし邑チョウシ屋

〇フレンチ/イタリアンなど・・・ル ジャルダン デ サヴール

〇洋食/ハンバーグなど・・・銀之塔AOI銀座 日東コーナー1948

〇喫茶店、甘味・・・YOUアメリカンリーフよしや

〇カレー・・・イエロースパイスニューキャッスルナイルレストラン

〇韓国料理・・・王十里サランチェ →閉店

【保存版】ランチ休止・・・天朝、閉店・・・有吾→移転再開、芝濱(経営母体転換)、リール銀座、すし佐竹→移転再開、木挽町 辨松、ダルマサーガラ

 

■ いしだや

 

名店が揃う木挽町界隈でも、ランチのCPの高さは群を抜いてよい。人気の中心は、魚の煮つけ。毎日おおよそ3~4種類ずつの魚を用意しており、毎日の仕入れによって種類が入れ替わる。いずれも1000円台で提供。

高級割烹の雰囲気で、器にもこだわり、料理の味も一つひとつが丁寧。毎日の仕入れから調理まで1人で担っており、ある種ストイックな雰囲気も好感。銀座でこの内容なら、3~5割値段が高くても許容できるくらい。

 

2020/10/20の煮魚は、たけのこめばる1600円、小鯛1300円、銀だら1200円の3種。恒例的に、お客さんはメニューの一番最初に記載のある(一番高額な)魚を注文する傾向にあり、今日も同じ。入店6人目で、たけのこめばるは終了。

これとは別に、食後にデザートが付く。この日はみたらし豆腐。また刺身など追加の小鉢メニューもいくつかある。

鶏そぼろと香味野菜の冷やしお茶漬け 1,200円 (2020/8/21) ※夏なので冷やし茶漬けバージョン。銀座でお茶漬けといえば、ほぼ鯛茶漬けだが、こちらでは予想外に鶏そぼろをお茶漬けに。鶏そぼろはかなり温かく、出汁はちょい冷えくらいで。

おつくり4種盛合せ 1,500円 (2020/12/15) ブリ、サゴシの炙り、ホウボウ、ヒラスズキという通好みの組み合わせ。この日は12:25の訪問時点で、煮魚4種のうち3種が売り切れ

ちょっとレアな煮魚オオモンハタ 1,500円 (2020/12/22)。この日は11:40前には満席。この時点で曽以が売り切れ。

 

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〇いしだや (東京都中央区銀座3-13-2 登栄東銀座ビル 地下1階)
TEL.03-6228-4793

昼営業は、平日11時30分~14時 ※ただし無くなり次第終了
日・祝は休み。水・土はランチ提供無し

[公式HP] [Twitter] [食べログ]

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銀座うち山 (ぎんざ うちやま) 

 

東銀座/木挽町界隈の人気ランチの筆頭格。2019年くらいから完全予約制となり、11:30~が鯛茶漬け1500円(50分間)、12:30~が各種コース(2時間)という振り分けに。

超が付く人気店でありながら、接客はフランクでサービス精神旺盛。食後は階段を上がって一階まで見送りに。

2020年1月20日の5,000円(税別)のコースから。看板の一つ「焼きごま豆腐」に始まり、おつくり、お椀、焼き物、メインの鯛茶漬け(かけるのは煎茶のタイプ)、そしてデザートなどまで都合8品。一つひとつが丁寧であり、見た目も美しい。抜群のCPです。

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〇銀座 うち山 (東京都中央区銀座2-12-3 ライトビル B1F)
TEL.03-3541-6720

昼営業は、11:30~14:30(完全予約制。時間によってメニューの設定が異なる)
※定休はかなり不定期 詳しくはこちらから

[公式HP] [食べログ]

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銀座くどう

 

完全個室3室のみ、それぞれ昼夜とも1組ずつ(計6組)しか予約を取らないという特別な空間。「銀座うち山」から暖簾分けで「徳うち山」を開店した工藤さんが、さらにその店を譲って(現在は姉妹店)、2017年に新たにオープンした店。

今回の訪問日は2020/12/19。8,000円(税・サ別)のコースから。

先付はズワイガニとしろ菜

「銀座うち山」から継承される焼き胡麻豆腐

お椀はホタテの貝柱などを白みそ仕立てで

おつくりはヒラメ。黄色いのは数の子をばらしたもの。

豪快な信楽焼に盛られた八寸、2名分。ほおずきが印象的。

焼き物は牛タン

そしてスペシャリテの鯛茶漬け。「徳うち山」とは同じ味わい。「銀座うち山」とはごまだれの配合が若干異なるという。最初の鯛は、そのまま食べる用に。

鯛茶用の鯛は、あらためてお替りで提供される

鯛茶用のごはんが入った土鍋。非常にインパクトがある造形、もちろん特注。

最後はデザート。包みを開けるとかわいらしいイラストが描かれている。

個室だけのため、食事中は厨房のなかは一切見えないが、帰る際に工藤さんが見送りに。また名前入りの箸入れと手ぬぐいがお土産としてわたされる。

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〇銀座くどう (東京都中央区銀座5-14-14 サンリット銀座ビルⅢ 3F)
TEL.03-3545-1091 ※完全予約制

昼営業は、12:00~14:00
日・祝 定休

[公式HP] [食べログ]

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ぎんざ 一二岐

 

鰹の藁焼きを売りにした和食店。カウンターに座ると、目の前で藁が燃え上がるさまを間近に見ることができる。かつては1,000円台の定食もあったが、現在はコース料理のみ(5,000円から)の設定。『ミシュランガイド 東京 2018』一つ星。

9,900円のコース(2021/1/16)から

まずは、揚げ胡麻豆腐

ぶりのお椀

自家製からすみに炙った餅を乗せて

メインのかつおの藁焼き

八寸は新年仕様。真ん中は鮟鱇の唐揚げとあん肝。アジの南蛮漬け、ホタテの刺身、茶わん蒸しなど(2名分)

ズワイガニを使った、稲庭うどん

ご飯は、土鍋で炊いている途中、炊きあがった直後など、途中の味の食べ比べも入ります。

ご飯とともに、玉子焼や鰆なども

おこげは偶然の産物ではなく、料理として仕上げたもの

最後は、酒粕のアイスで締め

※2011年9月のころのメニュー版

 

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〇ぎんざ 一二岐 (東京都中央区銀座2-14-6 第2松岡ビルB1)
TEL.050-5596-3871 ※基本は予約のみ

昼営業は火~土、11:30~14:30 (L.O.12:30)

[公式HP] [食べログ]

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あさみ

 

ランチで鯛茶を出す店が、銀座でこれほど多くなった契機は定かではないが、そのブーム的な人気を先導してきた代表格のお店。2000年創業。当日訪問でも頼めるのは、鯛茶漬け限定1,800円。前日までの予約で、縁高弁当3,000円、鯛茶付き弁当4,000円などがある。(価格はいずれも税込)

通常のお造りではありえないくらい厚く切った鯛と、濃いめのゴマだれが食べ応えがある。※お茶漬けにした姿は、あまりにも写真映えしない盛りになったため、お店に申し訳なく割愛

最後のデザートはこの日はぜんざい。この日(2020/11/10)は、2017年9月以来の久しぶりの訪問。残念ながら以前に比べると店内の空気が重いのは否めないけれど(他からも同意見)、応援の気持ちで紹介。

 

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〇あさみ (東京都中央区銀座8-16-6 ときわぎ館1F)
TEL.03-5565-1606

昼営業は、11:30~14:00 LO
日・祝 定休

[公式HP] [食べログ]

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二葉鮨 (ふたばずし) 

 

1877(明治10)年創業の東京を代表する老舗寿司店の一つ(銀座に現存する最も古い江戸前鮨の店と言われている)。現店主の小西さんは5代目で、代々直系で受け継がれている非常に稀有な存在。建物も非常に歴史を感じさせる作りで、インバウンドが盛んな時期は店頭でカメラを構える外国人が頻繁にいた。豊洲移転後も、毎日自転車で店主自ら仕入れに出ている。

暖簾にある文字は「握」。店内にも額があるが、京都の高僧に依頼して書いてもらったもので、(写経で書く文字に「握」という字がないため)3年がかりで書いて納められたという。現在、同店は取材NG。店内撮影も禁止のため、情報公開はこれくらいで。実際にお店を訪れて、その歴史の重みを実感してください。

価格設定は、中高級店くらい。夜も1万円台ではおさまり、ランチの握りも3,560円(2020/10/18現在)。ただし貫数が少なく握りも小さめで、おなかを満たすには追加が若干必要。この日のお決まりは、中トロ、あずきはた、カツオ、甘えび(卵つき)、アオヤギ、煮アナゴ、巻物で鉄火とかんぴょう、そして玉子でワンセット。サンマ(皮目を少し炙ったもの)と、カワハギの肝醤油を追加して4,950円。

※コロナ対策は、店頭での手の消毒。カウンターはパーテーションを設置。お店の方はマスク着用の上からフェイスシールド。漆塗りカウンターはアルコールに弱いためということで、ラップを敷いてその上にネタを載せての提供。

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〇二葉鮨 (東京都中央区銀座4-10-13)
昼営業は、12時~14時
定休日 日曜・祝日

[食べログ]

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鮨 石島 (いしじま)

「行列ができる高級寿司店」というレアな存在。それというのも夜なら3万はかかるお店ながら、お昼のメニューは1,650円(税込)から提供されるため。そのギャップの大きさ(CPの高さ)にメディアに取り上げられることも多く、ランチタイムは終始行列ができている。もっとも4,400円のおまかせを頼む客は予約が可能なので並ぶ必要がなく、その分並んでいる客は目の前にいる人の数以上に待つことになる。※姉妹店に「鮨 Ishijima 新富店」あり。

個人的にはおまかせしか頼んだことがないが、一人で行くときはみんなと同じように並ぶ主義なので、いつもけっこう待っている。2020/12/17訪問時は12:15に着いて、前にわずか4人しかいなかったものの50分ほど待った。(その間に予約客が3~4組ほど入っている)。かつては並びの先頭が店内だったため、食べている後ろに人がいたのが気になったが、(コロナ禍以降なのか)並びは全て外になったことで、この店唯一の引っ掛かりはなくなった。

かなり以前、店主と雑談をしていた時に、この店では「廉価版ランチ用」「ランチおまかせ用」「夜のおまかせ用」と3種類の仕入れをしていると聞いたことがある。その理由は「高級店として限られたお客さんに、限られたネタだけを出していたら、ネタを目利きする力が弱くなってしまう。さまざまな種類のネタをたくさん仕入れ提供し続けることで、目利きを鍛え続けているのだ」とのことで感銘を受けた。こういう店は他にないんじゃないかな。

この日の10貫は、真鯛、中トロ、カツオ、コハダ、タイラガイ、まぐろの漬け、シラウオ、バフンウニ、玉子、アナゴ。ただし、こういう(皮目を押し出した)アナゴの出され方は見たことがないので、アナゴのはずとしか。。。ただ個人的には、一般的な江戸前アナゴよりこちらのほうが好み。

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〇鮨 石島 (東京都中央区銀座1-24-3)
TEL.03-6228-6539

昼営業は、平日11:30~14:00
日・祝は休み。土はランチ提供無し

[公式HP] [食べログ]

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おのでら 

 

「銀座から世界へ」をコンセプトに、日本・アメリカ・中国に10店舗を構える飲食店チェーン。経営母体は、給食事業などで1000億円近い年商を誇る株式会社LEOC。2018年のマグロ初セリで最高値で落札した「築地やま幸」の納品先がこの「おのでら」と言われているように、かなり華やかな展開を志向。とはいえ高級寿司店でありながらも、非常にフランクな接客で明るい雰囲気があり、お祝いなどの場面で使い勝手が良い。

ランチタイムは、5,000円、8,000円、10,000円の3タイプ。エントランスでは大きな「銀座から世界へ」の額がお出迎え

以下、10,000円のランチコースから出された順番に (2020/8/1)

まず最初に出てくるのは、イクラがいっぱいの茶碗蒸し。ここ数年ほぼ不動。

これから使う予定のネタの数々が目の前に並ぶ

にぎりの一番手は、ほうぼうの昆布締めから

大トロ

白イカ

赤身の漬け

ヒメマス

ホッキガイの炙り

毛ガニの味噌

カスゴ

海老二種。クルマエビは、生か茹でかを選択

カツオ

ボタン海老

まぐろ剥き身

クルマエビ

黒むつ炙り

バフンウニ

煮ハマグリ

玉子焼き

締めは、こちらも不動の抹茶のブランマンジェ

話しの流れで、この日は誕生お祝いできたという話をしていたら、頼まずともデザートがバースデープレートとして出てきた。このあたりの気配りもこの店らしさ。

2018/7/16に訪れた時の写真。箱ウニと塩水ウニの2択の時に出されたもの。これを見ると箱ウニを選ばざるを得ない(5,000円のコースから)

 

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〇おのでら (東京都中央区銀座5‐14‐14 サンリット銀座ビルⅢ  B1F・2F)
昼営業は、11時~15時
定休日 無し

公式HP] [食べログ

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おちあい 

 

ビルエントランスには一切の表示がなく、二階に上がると重厚な防火扉が閉まったまま(以前はビル看板もなかったはず)。偶然訪れることがないどころか住所が分かっておいても探し当てるのが大変な隠れ家的高級寿司店だが、実はランチは2,000円からの手ごろな設定になっている。(他に3,000円、5,000円。いずれも税別)。赤酢(横井醸造さんのもの)を使ったお寿司。

以下は、2020/11/28の5,000円のコースから。

金目鯛、カワハギの肝乗せ

アオヤギ、コハダ

白いか

中とろを二つ並べて

タイラガイ

イクラ

カツオ、クルマエビ、玉子

穴子はタレと塩で。江戸前的なとろとろタイプではなく、カリっとした食感

そしてトロの細巻きでコースは終了。以下は、おまかせで追加で頼んだ二品

浜中の殻付きバフンウニ

超特大シャコは石狩湾産。一貫1,500円。

 

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〇おちあい (東京都中央区銀座7丁目13-1 JOYビルⅡ2階)
TEL.03-5565-0277

昼営業は、12時~14時
日・祝日 定休

公式HP] [食べログ

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ひょうたん屋6丁目店・1丁目店 

 

銀座では珍しい関西風の鰻を出す店。蒸さずに生のまま炭火にかける様子を両店どちらも(ガラス越しに)間近に見ることができる。個人的には蒸して柔らかすぎる鰻より、野趣を感じるこちらのほうが好きで、イチ推し。

同じ「ひょうたん屋」の屋号で、兄弟で経営しているのにもかかわらず、運営スタンスもメニュー構成も値段も見事なまでに違っているのが面白い。6丁目店は間口も広く明るく入りやすい店内。飲み屋使いできるようなメニューもたくさん用意している。ランチ限定で”丼”もあり、区分表記は松竹梅。

焦げ目も強く、赤茶色が濃い。

松 4,000円 (2020/10/22)

ランチ限定の丼メニュー。1,850円でも十分に食べでがある。

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〇ひょうたん屋 6丁目店 (東京都中央区銀座6-12-15)
TEL.03-3572-2511 

昼営業は、[平日] 昼 11:30~14:00
※土曜日は夜営業のみ。日祝日は定休

[食べログ] 

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一方、1丁目店はパッと見からして、目立たないし素っ気ない。通向けっぽい店構えだけど、おかみさん?の接客が非常によく、雰囲気は和やか。営業時間や定休日も6丁目店とは異なる。メニュー表記は、並・中・上・特上と分けられ、丼は無し。値段も少し高め。

同じ鰻重でも、こちらは蓋がない。この写真では分かりにくいが、焼き色も焦げも6丁目店ほどではない。タレの味はこちらのほうが少ししょっぱめ。数少ない共通点は、鰻の並べ方くらいかな。

特上 4,300円 (2020/10/23)

ランチ限定の並鰻重。ご飯の量は共通なので、鰻がすぐなくなってご飯を若干持て余す。やはり鰻重は、鰻いっぱい乗せてがっつく感じがいい。

 

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〇ひょうたん屋 1丁目店 (東京都中央区銀座1-13-9 栄楽ビル1F)
TEL.03-3561-5615

昼営業は、平日 11:00~14:00 土 11:00~13:30
※土曜日の夜営業は無し。日祝日と、土曜日の一部が定休

[食べログ] 

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竹葉亭 本店 (ちくようてい)

江戸時代末期に創業し、150年以上の歴史を誇る東京を代表する鰻の老舗の一つ。銀座には三越の(晴海通りの)向かいにももう一店舗。のれん分けで、関西・名古屋地区に、東京竹葉亭、大阪竹葉亭などの会社もある。

料亭風の建物で、メインはあくまでも座敷だが(左側入り口)、非常に気軽に入れる椅子席(右側入り口)もあり、こちらはけっこう庶民的な雰囲気。

非常に不思議なのは、これだけの老舗なのに鰻重ではなく鰻丼のみの提供で、さらに区分が(A)(B)。さらに(B)のほうがグレードが高いこと。鯛茶漬けなどもあるが、ほとんどの人が鰻お丼を頼んでいる。

鰻お丼(B) 3,520円。丼(漆器)の直径がかなりあるので、鰻が大きくてもコンパクトに収まって上品な見た目。少しずつ値段は上がってきているとはいえ、老舗の雰囲気を味わいながら、これだけの鰻をこの値段でいただけるのは貴重。

もう一つの看板メニューが鯛茶漬け 2,200円(2021/2/1) 他の店に比べると鯛の身が細切り、かけるのはほうじ茶。

 

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〇竹葉亭本店 (東京都中央区銀座8-14-7)
TEL.03-3542-0789

昼営業は、平日・土曜日 11:30~14:30LO
※日祝日 定休 

[食べログ] 

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登三松 (とみまつ)

 

江戸時代(天保8年)に創業した川魚問屋『中市』が原点。1952年に開店した鰻専門店「登亭」の別ブランド。現在系列で4店舗運営(以前は新橋などにもあった)。創業の理念の『うまくて安い鰻料理を、広く一般大衆に提供する』を受け継ぎ、(登三松も)手軽な価格設定とカジュアルな雰囲気の店。【テイクアウト実施中】

営業は11時からだが、いつも朝9時くらいには暖簾を出している。

メニューには「青うなぎ」をアピールしているが、常時扱っているわけではないとのこと。

数量限定平日ランチメニュー サービス特丼 3,100円 (2020/12/1)。この日は12:30にはサービス定食は完売していた。

11月6日に実施された「秋の鰻祭り」。こちらは青うなぎで提供。

この値段でこの量は破格。開店直後から多くのお客さんが並んでいた。ただ「青うなぎ」は、かなりあっさり上品な味わいで、鰻に野趣を求める人には少し物足りないかも

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〇登三松 (東京都中央区銀座3-13-2 登栄東銀座ビル1F)
TEL.03-3545-8546

11:00~21:00までの通し営業。ただし土曜日は16:00まで
※日祝日 定休 

[公式HP] [食べログ]

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羽田市場 銀座直売所 (はねだいちば)

水産系ベンチャーである羽田市場の直営魚販売店が、2017年11月から立ち飲みとランチ提供を開始したもの。この店舗が足掛かりとなり、近くの「羽田市場 ギンザセブン」、さらには2020年に東京駅グランスタ内での複数出店など、矢継ぎ早に店舗展開を進めている。企業・社長ともに非常にメディア露出が多い。

ランチスタート以来、不動の看板メニューが天然まぐろ丼990円(2020/11/17現在)。

沢山入ったまぐろの漬けを、海鮮丼もしくは海鮮茶漬けとして食べることができる。ごはんがお替り自由なので、もちろん両方を楽しむことも可能。

ランチメニューの基本は、前述のまぐろ丼主体だが、季節や仕入れの状況などによって、違うメニューがイレギュラーに登場する。

刺身定食1,200円 (2019/6/13)

いかの姿づくり定食。マグロの漬けなど小鉢も充実して驚きの1,000円での提供 (2020/8/31)

ホタテとイクラの丼 1,000円 (2020/9/18)。他にも生しらす丼などもあった。

緊急事態宣言再発令後の新メニュー。いくらしょうゆ漬け、銀鮭ハラス焼、アオリイカ沖漬け、生まぐろのごま醤油漬けの4つの味が楽しめる豪華セット。これで1500円の破格の設定。具たっぷりのあら汁は別途100円。(2021/1/14)

実は同社直営店舗の一つである「羽田市場 黒鍋 八丁堀本店」で、かねてから提供していたランチメニューの内容を継承したもの

 

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〇羽田市場 銀座直売店 (東京都中央区銀座8-15-6 クリスタルスクエア銀座1F)
TEL.03-4582-2394

昼営業は平日 11:00~14:00L.O.

[公式HP] [食べログ]

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離亭 三ぶん (りてい さんぶん)

 

本格的な割烹立ち呑みとして人気があった「三ぶん」の2号店。2017年2月オープン。(1号店は日比谷ミッドタウン内に移転)。

夜のメニューは1号店を継承するが、ランチタイムは当初から”りゅうきゅう丼”のみの設定 (りゅうきゅう丼についての説明はこちらの記事が参考になります)

最近は二つくらいの(漬けの)食材を用意しており、どちらか単品もしくは組み合わせの3種から選ぶことが多い。

2020/10/21は、鮪と小肌の二種(1,200円)。小肌を漬けにするのも珍しいし(あらかじめ軽く酢締めにしてから漬けにするとのこと)、海鮮系丼で鮪と小肌を組み合わせるのも相当レアだと思う。味も申し分ないが、りゅうきゅう丼のみというメニュー設定からも、昼はそんなに混むことはない。

11月25日のりゅうきゅう丼は、カツオのたたきとしめ鯖からセレクト。いずれも1,200円。

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〇離亭 三ぶん (中央区銀座3-11-7 石川ビル1階)
TEL.090-3202-5744

昼営業は、[平 日]  11:30~13:30L.O.

[公式HP] [食べログ]

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木挽町湯津上屋 (こびきちょう ゆづかみや)

 

銀座のはずれの目立たない小径にある、古民家風一軒家のお店。カウンター4席と、4人席2人席のテーブルだけの小さな店で、店主が一人で切り盛りしている。寡黙な応対で、店内は少し張り詰めた感じの静けさが漂う。

入り口に貼っている白い紙には、「お時間のないお客さまはご遠慮願います」「店内での写真撮影は一切現金にいたしました」の文字が。貼られたのは2018年の夏秋くらいか。

いつも行列が凄くて、こんな張り紙がされていることもあった。客に一杯提供するたびに、店頭に出て残りの枚数を変えていく。店主の律義さをすごく感じた。撮影禁止になってからは、以前ほどは並んではいないかなあ。それ以外は特に変わらないので、変な話なのだけど。

写真撮影が禁止されていなかった頃(2018/3/25)の一枚。辛味おろし蕎麦 900円。※2020/11/4訪問時は、1,000円。

ここは蕎麦の茹で方がとても独特で、一般的な「たっぷりのお湯に泳がせる」のではなく「大きなざるに乗せて熱湯に浸す」それだけ。途中で揺らしたり、動かしたり何もしない。その間の静寂も見ていて非常に面白い。「一人で店を回しているから楽だからが理由」だといなされたが、本当のところはどうなんだろう。

当時の写真をもう少しだけ。週末は昼間からお酒を飲んでいる人が多く、この日(日曜日)に最初に頼んだ日本酒(600円)と蕎麦どうふ400円。※2018/3/25の価格

さらにもう少し前、2017/12/12の鴨南 1,300円。

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〇木挽町 湯津上屋 (東京都中央区銀座1-22-14)
TEL.03-3567-0838

昼営業  [水~日]  11:30-14:00
※土日は昼営業のみ。月・火 定休

[食べログ] 

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流石 (さすが)

 

銀座の人気蕎麦店の筆頭格の一つ。温かい、冷たいに関わらずすべてのメニューで手打ち極細の10割蕎麦を提供しているのが特徴。メディア露出も多く、ミシュラン一つ星も連続して獲得している。「流石亭」と名付けた落語会を定期的に開催。グループ店舗も少しずつ増えてきている。

値段設定は全体的に高め。ざるそばで1,000円から。昼のおまかせは3,500円。お品書きの値段は、いずれも税別。

訪れる客の注文の大多数は、名物と称される「ひやかけそば」 (2020/11/4)

写真の通り、具材は一切載っていない。シンプルに蕎麦と出汁のみ。唯一添えられた梅おろしは、途中から使うことを推奨され、最後に汁を飲むときに爽やかなアクセントとなる。麺は少し固めのゆで上げ。

鴨南蛮というと、ネギはざっくりと長いものをイメージしがちだが、こちらは小さく輪切りにしたもの。炙った鴨の香ばしさが美味しい。2,200円(2020/11/20)

うっすら緑がかった新蕎麦特有の色。蕎麦の種類によって、新蕎麦と違うものを使い分けているそう。ざるそば1,100円(2020/11/25)。蕎麦湯はかなり濃厚で、茹で湯ではなく蕎麦湯用に別途作っているとのこと。

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〇流石 (東京都中央区銀座2丁目13-6 東二ビル2F)
TEL.03-3543-0404

昼営業  [月~土]  11:30~14:00
※日祝は定休

[公式サイト] [食べログ] 

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歌舞伎そば (かぶきそば)

 

歌舞伎座の建て替えに伴って、晴海通り沿いから一本裏の小道へ移転するも、今も人気は健在でお昼時は行列必至。以前は立ち食いチェーン的な煩雑な雰囲気だったが、今は店構えもいかめしく老舗の雰囲気。

実は歌舞伎座が経営する店舗らしい。※歌舞伎座に併設されていたころの参考記事はこちら

店の看板メニューは、「もりかき揚」470円(2020/11/2 ※3年以上前から価格は据え置き)

かき揚げを手で無造作に5つにちぎって周囲に散らす特徴的な置き方が特徴。訪問客も殆どがこれを頼んでいる。温かいかき揚げは、ちぎらずにそのまま。

山かけ 550円 (2021/1/7)。とろろの上を真一文字に貫く青のりのコントラストが美しい

かき揚げととろろを温かいおそばにしていただく。歌舞伎そばで実現しうる最も高いメニュー 640円 (2020/9/7)

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〇歌舞伎そば (東京都中央区銀座4-12-2)
TEL.03-3543-4510

営業時間 11:00~18:00
※土日祝は定休

[公式サイト] [食べログ] 

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■ 大常

 

江戸時代から5代続く八百屋さんが始めたセルフ型うどん店。野菜を使った天麩羅が他に類する店を見たことないほど種類豊富で、季節性も高いのが魅力的。

コロナ禍前は、店頭に野菜や果物がいっぱい詰まれていたが、今は控えめ

表の看板だけだと、けっこうありきたりに見えるが

中に入るとさらに季節メニューがあり、カウンターにはずらりと野菜の天ぷらが並ぶ。

ちなみに、2020/11/17は、バターナッツ、青パパイヤ、あしたば、かぼちゃ、じゃんぼなめこ、四角豆、パクチー、なす、スナップえんどう、春菊、ごぼう、さつまいも、九条ねぎ、かき揚げ、ちくわ。そしてつい最近始めたという唐揚 (それまでは、ちくわを除き肉・魚介類系の天ぷらはなかった)というバリエーション。他にも、きんぴらやポテトサラダなどの小鉢も、日替わりで数種並ぶ。

このように毎回選ぶ楽しみがあり、かつ健康的なため、東銀座界隈ではもっとも訪問頻度が高い。

ここでは”緑色”が際立つ組み合わせにすることが多い。この日は春らしく、うるいの天ぷら、菜の花、水菜で900円(2020/3/25)

九条ねぎをベースに、うるい、ゆずしょうが、明日葉の天ぷらで1,150円 (2020/4/1)

夏の野菜だしうどん750円に、大葉と九条ねぎをトッピング。ポテトサラダを加えて1,100円 (2020/8/4)

じゃんぼししとう100円、九条ねぎ150円、根みつば150円の3種の天ぷらの組み合わせ (2020/11/11)

秋野菜の出汁うどん 単体で750円 (2020/11/17)

豚汁うどんに九条ねぎ、金時人参、ごぼうを乗せて、計1,150円 (2020/12/16)

2021年1月7日からスタートした新メニュー、坦々うどん850円。ピリッと麻辣味を強めに利かせており、寒い日にはぴったり。追加の一品は、ほうれんそうのおひたし、生姜の天ぷらと鶏天。

 

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〇大常 (東京都中央区銀座7-15-17 だいつねビル1階)
TEL.03-3541-2227

昼営業 11:00~15:00
※土日祝は定休

[公式サイト] [食べログ] 

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■ 花山うどん (はなやまうどん)

 

1894年(明治27年)創業。「うどん天下一決定戦」「麺-1グランプリ」のいずれもで3連覇の偉業を持つ群馬県館林市の老舗うどん店の東京進出一号店。この店も出店から4年以上(2016年10月オープン)経つが、平日週末ともランチタイムはコンスタントに行列。夜も並びができていることが多い。

看板メニューは、きしめんよりまだはるかに幅広く薄く延ばされた「鬼ひも川うどん」。独特の食感が面白くおいしい。

ざるメニュー用に、独自の器を開発。ざる2味 950円 (2020/11/9)

※以前は、一般的なざるで出されていた(2017/12/07当時)

愛らしい器もいくつか。本社の舘林には「ぶんぶく茶釜」由来の茂林寺があり、それにちなんで狸をかたどったものになっている。こちらは「鬼釜」1.050円(ランチ価格)。「うどん天下一決定戦」で3連覇したメニュー。

圧倒的にかわいらしいたぬきの器の容器は、鶏だし南極カレーつけ専用のもの。1,350円 (2021/1/20)

館林の本社店舗外観。こちらもオープン間もなくから順番待ちの列が。

舞茸天ぷら 釜揚げうどん 1,190円 (2020/10/17) 釜揚げは本店のみのメニュー

 

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〇花山うどん (東京都中央区銀座 3-14-13)
TEL.03-6264-7336

昼営業 11:00~15:30ラストオーダー

定休日 無し

[公式サイト] [食べログ] 

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■ にし邑 (にしむら)

 

銀座を代表する人気とんかつ店。コロナ禍中に関わらず、今も11:30頃から13時過ぎまでコンスタントに行列ができている。その多くが近くで働く人であり、人気の底堅さを感じ取ることができる。

人気の秘訣は、味・ボリュームに対すして価格が手ごろなこと。そして具沢山の粕汁、お櫃に入れられたごはん、一人1本ずつミル付きの岩塩が手渡されたりとか、きめ細やかな気配りへの好感度も高い。これだけの人気店でありながら接客姿勢も丁寧であり、おかみさんのテンポのいい掛け合いも面白い。

人気の中心は、この上ヒレかつ膳 1,500円(2020/11/13現在)と上ロースかつ膳(同額)だが、夏はぶたしゃぶ、冬は牡蠣フライの季節メニューもある。

豚しゃぶ膳1.5人前 1,600円(2020/6/25)

カキフライ膳1.5人前 1,600円(2020/11/26)は、カキフライが9個入りとかなりのボリューム

 

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〇にし邑 (東京都中央区銀座3丁目12-6)
TEL.03-5565-2941

昼営業 11:00~14:00
※土日祝は定休

[食べログ] 

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■ チョウシ屋

 

郊外の商店街のなかならまだしも銀座のビル街の真ん中に、このいで立ちのまま歳月を超えて残り続けていることにまず驚く。メニューは、コロッケやハムカツなどの揚げ物をそのまま出すか、パンにはさんで出すかのいずれか。価格こそ少しずつ高くはなっているけど、もう10年ほどメニューボードの顔ぶれも同じ(その前は、サラダ類などが書かれていた)

メディア露出も多く、ファンもしっかりついている。お昼時にはOLさんたちが列をなす風景も

この包み紙もレトロ感満載。都心ど真ん中で、この包み紙を持ってオフィスに戻るとちょっとした非日常感が味わえる

一番人気のハムカツのサンド。食パン仕様 330円 (2020/12/24)。その場で作っているからこその、衣がサクサク&ハムはジューシーな食感が味わえる。

同店で最もボリュームある一品、ダブルコロッケパン530円 (2021/1/7)

短い営業時間で単価も安く、これで商売になるのかなあと思ってしまうが、こういった大量納品も時々あるそう(写真は2018年5月の撮影)。個人的にもイベントの食事用に、何度かまとまった注文をしている。純粋に応援したくなるお店。

 

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〇チョウシ屋 (東京都中央区銀座3-11-6)
TEL.03-3541-2982

昼営業 11:00~14:00
※土日祝、月曜は定休

[食べログ] 

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■ ル ジャルダン デ サヴール

 

お店に入り地下への階段を降りると、円形のお洒落なオープンキッチンが表れ、まるで舞台を観劇するかのようなエンターテインメント的な高揚感が味わえる。そのキッチンは、お客さんを見下ろさずに話せるように、客側のフロアより10数センチ低く作られるなど、きめ細やかな気配りがなされる。老舗の有名フレンチではあるが、かしこまらないフランクな雰囲気も魅力。

ランチはメニューは、お得なランチコース(5品) 6,300円、お得なランチフルコース(6品) 8,500円を中心に、平日・女性限定のお値打ちメニューも。

料理はいずれも優しく繊細な味わい。お店のコンセプトにもあるように、野菜や香草をふんだんに。以下は、2020/11/14のお得なランチコース2種。

アミューズ

この店のスペシャリテである、温野菜のガルグイユ

人参のポタージュ

メインの魚バージョン。本日の鮮魚シェフスタイルはスズキ。

メインの肉バージョン。定番メニューの一つである、和牛ほほ肉のパン粉焼き。お得なランチフルコースは、魚と肉の2つの料理が付くかたち。

見た目も美しい本日のデザート。はちみつとミルクのアイス レモンのゼリー

 

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〇ル ジャルダン デ サヴール (東京都中央区銀座6-16-11 銀座山本ビル B1F)
TEL.03-3542-2200 ※完全予約制

ランチ営業 11:30〜L.O.13:30(15:00 close)
※月曜日定休

[公式サイト] [食べログ] 

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■ 銀之塔

 

昭和30年開店のシチュー専門店。歌舞伎座とともに歩んできた、東銀座(木挽町)を代表する老舗の一つ。蔵を改造したというクラシカルな内観が特徴。

メニューはシチューかグラタンの二択。ビーフ、野菜、そのミックスかタンの選択は両メニュー同じ

シチューの値段は2,650円で、少し”ハレの日”向けの設定。ただこの数年、(周りのほとんど店がそれなりに値上げしている中でも)、同店のメニューは消費税率の変更分ほどしか価格は上がっていない。

ミックスシチューのワンセット(2020/11/12)。ごはんはお替り可能。シチューはコクがありながらもさらっとしたテイスト。かなり好きな味わいの一つ。

 

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〇銀之塔 (東京都中央区銀座4-13-6)
TEL.03-3541-6395

11:30~21:00(L.O.20:30) の通し営業
※年末年始以外 無休

[公式サイト] [食べログ] 

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■ AOI (エーオーアイ)

 

AOIと書いてエーオーアイ。A=愛する人、O=おなか、I=いっぱいが語源だそう。店頭に食事サンプルが並ぶ下町風ハンバーグ専門店。ランチタイムは待ち客も多く、コンスタントにファンをつかんでいる店。

ハンバーグはちょい不格好だけど、その分ふわふわ食感。肉は牛すね肉100%で、「安くておいしい」を追求してきた結果のセレクトだという。和風ソースはニンニクの風味がけっこう強めで、おとなのハンバーグといった味わい。夜ならワインなどともに。

定番のハンバーグライス 950円 (2020/11/1)

ぜいたくダブルハンバーグライス 1,660円 (2020/11/2)は、和風ソースとデミグラスソースの組み合わせで、それぞれ目玉焼きとチーズが乗る。

アボカドが半分乗った、アボカドわさび醤油ハンバーグは1,260円 (2020/11/12)

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〇AOI (東京都中央区銀座2-11-9 三和産工ビル1F)
TEL.050-5456-8659

11:00~23:00の通し営業。土日祝は22:00まで

[食べログ] 

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銀座 日東コーナー1948 (ニットウコーナー) 

 

かつて三原橋交差点角にあった、1948年創業の老舗洋食店。建物の建て替えに伴い、2018年6月から現地に移転オープンした。以前は好立地ゆえに対応のスピード力を重視していたが、今は銀座のはずれになったため、一つひとつこだわった丁寧なつくりを重視しているそう(移転直後の談話から)

 コロナ禍以降、店舗のメニューを自宅でも味わえるようにと通販を強化。着実に売上を増やし、利益貢献するところまでに成長しているという。さらに地域の飲食店有志とコラボした、新しいプラットフォーム構想も予定中とのこと。通販サイトはこちら→ https://nittocorner.buyshop.jp/

ランチメニューは、看板のロールキャベツを中心に、週替わり・月替わりの組み合わせ

ランチメニューにはすべて、サラダとスープが付く

定番のロールキャベツ トマトソース 1,150円 (2021/1/6)

移転前の店舗外観(ただし閉店後)。建物はまだ建て替えられず現存中

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〇銀座 日東コーナー1948 (東京都 中央区銀座1-27-10 ザ・アソシエイトビル1階)
TEL.003-3535-6567

昼営業は、11:00~14:00
土曜日は、13:30-22:00の通し営業だがディナー対応

日祝日 定休

[公式サイト] [食べログ] 

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YOU (ユー) 

 

東銀座の人気行列店の筆頭格。平日はOL中心、週末はご婦人方中心に、昼時はかなりの行列ができる。お目当ては、たびたびメディアで取り上げられるオムライス。訪れる客のほとんどが、オムライスを注文している。

2019年も「オムライスグランプリ店2019」で、見事グランプリを受賞。一過性のブームではなく、非常に長いあいだ人気であり続けているのが凄い。

オムライスの特徴は、シンプルで美しい見た目と。生クリームをたっぷり使ったふわとろ感。

ただし今回のようにオムレツ部分がライスからはみ出し、ぺったんこになって出てくることも時々あり、その時は少し残念な感じに。それでもまだ写真映えはします。ドリンク付き1,300円(2020/10/28)

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〇喫茶YOU (東京都中央区銀座4-13-17 高野ビル1F)
TEL.03-6226-0482

営業時間 11:00~16:00 (2020/10/1からの暫定)
※土日祝も営業

[食べログ] [公式インスタグラム]

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アメリカン 

 

向かいの「YOU」とともに、歌舞伎座周辺の観光名所的な飲食店の一つ。注目のポイントは、ほぼ全員完食できないレベルの特大のサンドイッチ。

▲2020/11/2(月) 11:55頃 全部で20名ほどの並び

喫茶店ではあるものの、飲み物だけの注文は受けていない。以前普通の喫茶店と思って入ってきた老婦人に、店の内容をサンドイッチの現物とともに説明したところ、驚いてそそくさと退店していったこともあった。

「特大」のレベルは、一般的に想像する量をはるかに超える。サンドイッチ到着とともに、すぐにお持ち帰り用のパックとビニール袋が渡され、お店の人も完食を想定していないことが分かる。

パストラミビーフサンドイッチ 800円。飲み物セットで1400円(2020/10/29)。サンドイッチのインパクトが大きいので目立たないが、実は飲み物のグラスもけっこう大きい。

パストラミビーフはかなり美味しい。しかし、食べても食べてもパンにたどり着かない。血圧高い人など持病持ちの方はちょっとリスキーなので、少しだけ味わったらお持ち帰りにして、みんなでシェアしましょう。

2017年12月時点の同メニュー。この時もインパクトあると思っていたけど、今に比べるとそれほどでも。パストラミビーフは当時600円で、200円値上がり。それ以外は、当時と同じ。ただし、スープとサラダはいまはなく、サンドイッチ単体になっている。

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〇アメリカン (東京都中央区銀座4丁目11-7)
TEL.03-3542-0922

営業時間 ・・・朝7:45-10:45頃、昼11:45-14:00頃
テイクアウトは、7:45-14:00頃まで
※土日祝は定休 (上記は2020/11/4時点)

[食べログ] 

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リーフ

 

どこにでもあるような昔ながらの喫茶店だが、その普通さが今の銀座では非常に貴重。ランチに力を入れ、価格設定も手ごろなことから、昼時はサラリーマンが集結する(ランチタイムは喫茶利用不可)

一人でパスタを食べている中高年の男性が当たり前にたくさんいるのが、この店らしさの象徴。ただし喫煙可で、店内はかなり白くなっていることが多く、嫌煙家には向かない。

2020年11月11日時点でのメニュー。3年前の同じ11月のメニューと比較してみると、価格は一緒(消費税率変更の上乗せもない)で、メニューが変わってたのもパスタの1種類だけという安定感。

個人的なこの店のお気に入りは、ベーコンエッグ 650円。パッと見は手軽な賄い食みたいな構成だけど、でもなんかいい。

 

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〇リーフ (東京都中央区銀座7-12-4)
TEL.03-3541-8207

営業時間 ・・・確認中

[食べログ] 

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よしや

 

どら焼きで有名な木挽町の老舗和菓子店「よしや」さんの甘味処。和菓子店に併設した簡素な形で、2015年11月にオープン。

あくまでもメインは甘味だが、食事メニューも若干ある。通年で出しているのはしらす丼とめんたい丼

そして秋冬季には、このすき焼き風うどんも。1,200円 (2020/11/2)

食事メニューにもすべて、あんみつが付く

隣接する「よしや」の店頭。暖簾の奥に大量の「焼き印」があるのが見える。これまでに使った6,000種類以上の焼き印はすべて保存してあるそう(依頼主が持ち帰ったものは除く)

▲2013年11月、株式会社じげん新規上場祝いで作った焼き印とどら焼き

どら焼きはしっとりと上品な味わい。1個140円 (2020/10/24)。基本は5個入から。毎日大量のどら焼きが出荷されており、予約なしで行くと無いことも。

 

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〇よしや (東京都中央区銀座3-12-14)
TEL.03-3541-9405

営業時間 ・・・11:00~18:00
※日祝は定休、土は不定休

[食べログ] [和菓子店HP]

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イエロースパイス

 

スープカレーのブームが全国的に巻き起こったのは、2000年を少し過ぎたころ。しかし今も全く勢い失せることなく人気を保ち続けているこのお店。ついつい食が進むスパイシーなスープと、具だくさんで美しいビジュアル。5種類のスープをはじめ、さまざまな選択肢から好きなものを組み合わせることができるなど、人気になるのは当たり前だと感じる。【テイクアウトあり】

コロナ対策は、アルコール消毒だけではなく検温も実施。

ランチは、お好みのスープカリーに290円プラスで、サラダ・ドリンク付き。プラス390円で、サラダ・ドリンク・デザート付き。

あさりベーコン 1,325円を選び、プレーンのラッシー、普通ライス、辛さ5番の組み合わせ (2020/10/30)

チキン(骨付き)の黒スープ辛さ4番 1,100円(2020/12/11)。写真では分かりにくいが、鶏のもも部分が骨付きで丸ごと入っている。

期間限定 京鴨ロースのスープカレー 1,840円(2021/1/18)。お店の方に鴨は黄色のスープが合うと言われ、その通りのセレクト。

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〇イエロースパイス (東京都中央区銀座6-12-2 東京銀座ビルディング B1F)
TEL.050-5872-3728

ランチタイムは、平日11:30~15:30
※土日祝も営業。11:30から夜までの通し営業

[食べログ] 

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ニューキャッスル

 

戦後そのままのレトロな建物に、「カライライス(辛来飯)」というネーミング。「大井町」「大森」などの京浜東北線の駅の順番で”量”を表すベタなネーミングなど、全てが非常に個性的で穴場的人気を誇っていた老舗「ニューキャッスル」。その再起移転後の新店。(2012年7月閉店、2013年6月に常連客により再オープン)

旧店舗は「蒲田」がMaxで、裏メニューとしてそれより多めの「つん蒲」があり、新店移行後は「つん蒲」が表メニュー化して、さらに大盛りの「川崎」ができた。しかし現在(2020/11/7)は「川崎」はメニューから消えるというった変遷をたどる。

しかしメニューが「辛来飯(カライライス)」だけという構成は不動。トッピングも玉子だけとシンプル。

会員証(缶バッヂ 1,000円)を購入すると、その日から100円引きサービス

▲2010年10月の旧店舗外観

▲2012年6月、閉店間際のニューキャッスルにて。たぶん「蒲田」だったと思う。当時の価格は740円。光の具合もあるけれど、見比べてみるとちょっとくたびれた感じでレトロ感強め。

 

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〇ニューキャッスル (東京都中央区銀座2丁目11-1  B1F)
TEL.03-6264-0885

営業時間、11時30分〜16時00分
※月・祝 定休

[公式HP] [Twitter] [食べログ] 

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ナイルレストラン

 

「日本最古のインド料理店」という定番のフレーズと、メディア露出の多い店主の個性との相乗で、銀座の観光地的なポジションの飲食店の一角 (YOUやアメリカンとで3本柱)。店内は1-2階にまたがり席数もあるが、平日もオープン間もなく満席。週末は行列ができる。ただ一見客ばかりではなく、地元の常連の割合も結構高い。

注文はほぼムルギーランチ1,500円(2020/12/23現在)に集中。以前は注文を聞くというより、勝手に決めつけるような感じだった(ネットにもそういった書き込みが多い)が、今はそれほどでもないかな。

テーブルに持ってくる時点では、鶏は骨付き丸ごとの状態で、見せた後にすぐにバラし、下写真の状況にして提供。「よく混ぜて」のセリフも決まりごと。

もったり素朴な中にもスパイシーな味わい。

 

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〇ナイルレストラン (東京都中央区銀座4-10-7)
TEL.03-3541-8246

通し営業、11時30分〜21時30分 (日・祝は20:30まで)
※火曜日 定休

[公式HP] [食べログ] 

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王十里(オージュリ) サランチェ

 

豪快なホルモン焼き肉が人気の「王十里」の姉妹店。ランチ提供はこちらだけ。2016年以降、毎年ビブグルマンに選出されているそうで、近隣のOLを中心に、お昼時は行列必至。

土曜・祝日の昼営業も、平日と同じ内容を提供している

ランチメニューにはいずれも、この前菜が付く

看板メニューともいえる特上ミノ炒めご飯 1,050円(2020/11/3)。見た目がユニークなのと、散りばめられた小さく切られたミノの食感のアクセントが特徴。

ぐつぐつ煮えたぎった状態で出てくるホルモン鍋定食1,250円(2020/12/3)。たっぷり入ったホルモンは非常に味わい深い。若干辛め。

 

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〇王十里 サランチェ (東京都中央区銀座3-9-18 東銀座ビル1F)
TEL.03-3543-2525

昼営業 12:00~15:00
※日曜定休 (土・祝は営業)

[公式HP] [食べログ] 

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保存版

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ランチ営業休止 ※夜は通常営業

 

■ 天朝(てんあさ) 2018/10/6からランチ休止

中心街から少し離れた立地ということもあって、銀座的な優雅さや美味しさを持ちつつ親しみやすく入りやすい雰囲気や価格が特徴。お店はL字型カウンター10席のみ。築地市場の豊洲移転とともに、ランチは休止となった。夜営業は継続している。

 

ランチメニューは、松・竹・梅の定食と、天丼の計4種の構成だった。

天丼 2,000円 (2017/11/22)。 海老、メゴチ、椎茸、蓮根、ししとうなど

2017年12月16日の松定食は、ぎんなん、海老2、シロギス、レンコン、ワカサギ、貝柱、しいたけ、海老のかき揚げ。そしてご飯、シジミ汁、お漬物

 

人気店プレーバック (閉店保存版)

ぎんざ 鮨一代 有吾 (ゆうご)

店主運交通事故により、長く店舗を休業していたが、コロナ禍もあり結局閉店。

銀座の高級寿司屋の佇まいながら、昼のランチは、握り、ちらしとも1200円からと、手軽な価格でしっかりした寿司を味わえる店だった(以下の文章は、閉店前に記載したもの)

廉価設定の割には、ネタは大きめで中身もしっかりしている。ただし1人前だと、7貫+巻物のみ。たくさん食べたい人は1.5人前で。もう少し高めの、2200円~4400円のセットもある。

なかでも人気の一品が、数量限定のばらちらし。鮨などで使った端材を集めて漬け込んだもので、元ネタがよく具材も豊富なことから、非常にお得感が強い。

2020/10/26のばらずし 1,200円。お得すぎて申し訳ない?ので、追加で握りを注文。クエとホッキガイを頼み、2貫でちょうどばらずしと同じ値段に。計2,400円。クエの握りはシャリを巻き込むようにネタが載っており、味もボリュームも十二分。

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〇ぎんざ 鮨一代 有吾 (東京都中央区銀座3-13-4)
TEL.03-3546-1869

昼営業は、平日12時~14時 ※ただし無くなり次第終了
日・祝は休み。土はランチ提供無し

[公式HP] [食べログ]

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■ 芝濱(しばはま) 2020/8/30から営業休止。その後、別会社に営業譲渡

鯛茶を押し出すお店が多い銀座の中で、茶漬けだけでなく、刺身、あら汁、焼きものと、計4種類の味わい方を提供する「鯛づくし」が看板。それでいて価格は1,800円と超破格。段々と飛び込みでは入れない人気店になっていった。※現在は、飲食事業に新規参入する企業が経営権を買い取り、緊急事態宣言下でランチのみ暫定営業中。従来の内容とは全く異なる。

以下は、2018年1月25日の「鯛づくし」1,800円から

淡路島産、鯛のおつくり

かぶとの部分がたっぷりのあら汁

炭火の焼き物

鯛の天茶。乗っているのはクルミのペースト

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以下は、「小懐石玉手箱」3,800円のコースから (2018/7/14)

山東菜のおひたし

茶碗蒸し

メジマグロと石鯛のおつくり

あら汁

茨城産キングポークの炭火焼

メインの鯛天茶

抹茶水羊羹

■ Rire Ginza  (リールギンザ) 2020/8/31閉店

個性的で本格的なスイーツがセットになったランチは、コストパフォーマンス抜群。銀座「MIKIMOTO」内に以前あった(愛用していた)カフェを引き継いでオープンした店。オープンしばらくこそ、空いていて穴場だったのだが、やがて銀座マダムでいっぱいになり、週末は入れないことも多かったのだが。閉店は非常に残念。

あまりにも目立たない入り口で、何でも前を通っていても開店から長く存在に気づけなかった。

中心はスイーツだが、食事メニューもかなりしっかりと。

サンドイッチサラダプレート。ミニデザートと飲み物付きで 1,500円 (2018/3/28)

週替わりランチは、ジャガイモのニョッキ。別途サラダとミニデザート(上写真と同じ)、飲み物付きで 1,500円 (2018/3/28)

さらに追加で頼んだデザート。苺のモンブランチーズケーキ 1,100円

桜のパンナコッタ 1,000円 (2018/3/28)

2018年6月15日の日替わりは、ポークカツレツ チーズのミルフィーユ仕立て。ランチデザートを外して1,200円

上記のランチデザートの代わりに頼んだ、2018岡本シェフの父の日デザート。ランチとセットで200円引きの1,100円

同上。水出しコーヒーのブラマンジェ 抹茶のアイスクリームと小豆ぜんざい

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■ すし佐竹  (すし さたけ) 2020/2/29閉店

食べログ4.2を超える超人気店が、まさかの閉店。ランチが一律12,000円となり足が遠のいていて、久しぶりに顔を出そうと決めたらもう閉まった後で大後悔。人気店ながら高飛車なところもなくフランクだし丁寧。店に入った瞬間から、食べる前から美味しさが伝わってきたお店。

2018年5月までは、4800円(10貫)のお昼メニューがあり、この質の寿司をこの値段で出していいのかと驚いたところ、開店当初の閑古鳥続きの時代から、超人気店になるまでの苦労の道のりを伺う機会もありました。5000円以下で食べられる寿司としては、先にも後にもこのレベルは二度と出てこない気がします。

2018年5月12日(土)の5000円コースは、カンパチ、イワシ、カツオ、ヒラメ、ホタテ、中トロ、アオリイカ、サヨリ、シャコ、締めはノドグロめし。翌月から、ランチは一律12,000円に。

追加で頼んだ、生トリ貝。あまり写真を撮るのも気が引けたため、残っている写真はこれだけ。

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■ 木挽町 辨松 2020/4/20閉店

1868年 (明治元年)の創業。「歌舞伎と共に今に伝える江戸の味」を掲げ、152年の歴史をつないできた老舗弁当店。2020年4月20日に閉店

最終日はコロナ禍&雨のなかにもかかわらずたくさんの客と報道陣が来店

最後の注文は、懐石弁当(赤) 1296円

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■ ダルマサーガラ 2020/7/31閉店

東銀座を代表する本格派カレーの人気店。もう一店、昭和通り沿いのカイバルも似たテイストで人気があったが、両店とも閉店。

2018年6月7日のメニュー

レギュラーミルスのチキンとマトン(たぶん)。カレーも選べて、一つのプレートでいろんな味わいが楽しめる。カレーはマトンを頼むことが多かった記憶がある。

 

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