彫刻家・東京藝術大学 名誉教授 籔内 佐斗司 氏
1953年大阪生まれ。東京藝術大学および大学院で彫刻を修め、1982~87年、同学保存修復技術研究室にて仏像彫刻の研究と修復事業に従事。その後、古典研究をもとにした独自の彫刻技法を駆使し、木彫やブロンズ、版画、執筆、映像、講演などさまざまな活動を、屋内屋外を問わず元気いっぱいに繰り広げています。その表現は、日本人がどこかに置き忘れてきた豊かな精神世界を、諧謔と陽気さに満ちた懐かしい造形で蘇らせようとするものです。2004〜21年、創作活動とともに、東京藝術大学大学院文化財保存学教授(保存修復彫刻)後進の指導を務める。2021年奈良県立美術館館長、東京藝術大学名誉教授に就任。2023年ミスパリ学園ビューティー&ウエルネス専門職大学副学長。