”職人のこだわり”に応えるワークウェアや工具類を販売する初の直営小売店「TICKLE(ティクル )」を川崎市・産業道路沿いにオープン
国内最大級の老舗建設資材商社、山本商会が初の直営小売店「プロショップ・ティクル 川崎本店」を2025年6月20日にオープンした。
場所は川崎市池上新町。産業道路沿い。コストコホールセール 川崎倉庫店の斜め向かい 【地図はこちら】
かつて倉庫として使用していた建物の再活用として生まれ変わったもので、天井も高く、非常に開放的で明るい店内になっている。
店舗の特徴は、職人の”こだわり”に応えた「おしゃれ心と機能性を両立する高付加価値なワークウェアや工具類」の販売に特化していること。
例えば、上の写真のような工具類。キラキラしていて一見アクセサリーかのように思えるが、よく見るとその姿はペンチやニッパーや金づちなど。5万円台の価格の品が並ぶなど、一般的にホームセンターで売られているものとは桁が二つも違う!
またこちらの靴も、プライベートで履いていても違和感がないフォルムだが、実はすべて安全靴。
さらに驚かされるのは、これらの商品が「New Balance」「PUMA」「ASICS」などといった世界的なスポーツ用品ブランドが手掛けているものだということ。まさに「おしゃれ心と機能性を両立する」商品といえよう。
一方「ファン付きウェア」などの暑さ対策を施したアパレル商品は、猛暑が続く近年では欠かせないものとなっているが、これらの品は職人さんだけではなく、一般ユーザーからのニーズも大きくなってきているという。
近年、現場の職人さんたちは、自分の仕事へのこだわりをより強く表現できるウェアや工具への投資を増やす傾向にあるという。その割合は2~3割ほどにもなるそうだ。
ただこれらのニーズに応える”高付加価値型”の専門店は、これまで殆どなかった。そこに山本商会は大きなチャンスを感じている。
特に同社は、国内最大級の老舗建設資材商社として膨大な数の建設会社と取引をしており、そういったBtoBでの実績を生かしたBtoBtoC展開なども大きな相乗を発揮しそうだ。
そしてその先に見据えているのは、〝職人〞という仕事の魅力の向上を図り、業界の底上げを図っていくという重要な使命だ。
会社概要
山本商会株式会社 代表取締役社長執行役員 山本 祥公 氏
設 立:1933 年9 月(創業1929 年)
資本金:4 億9,500 万円
従業員数:268 名
売 上:230 億円(2024 年9 月期)
・コーポレートサイト https://www.y-g.jp/
・「TICKLE」公式サイト https://pro-tickle.jp/
・「TICKLE」公式インスタグラム https://www.instagram.com/tickle_proshop/