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「魚の飯(さかなのまんま)」新橋店で、春を感じる鮮魚と鍋で舌づつみ。桜鯛のしゃぶしゃぶとランチメニューを食べ尽くす

株式会社東京一番フーズ
2021/03/29

「とらふぐ亭」の店舗展開でおなじみ、東京一番フーズが手掛ける海鮮系居酒屋「魚の飯(さかなのまんま)」。手軽な価格でこだわりの鮮魚が食べられる人気店ということで、あらためて新橋店にお伺いしました。

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ちょうど2度目の緊急事態宣言が解除された3月22日夜。営業時間が9時に延び、お酒も20時まで頼めるということで、普通の勤め人にとってはやっと平日の夜に、ゆっくり外食ができる時期になりました。ということで、今回はコースを選択。この春に始まったばかりという、「極上 桜鯛しゃぶしゃぶコース」(4,950円)を頼むことにしました。※価格表記は全て税込み

店内は半個室が多く用意されており、周りの眼や喧噪を機にすることなく、ゆったりと食事を楽しめます。特にコロナ禍の昨今においては、この点は大きなポイントになりそうです。

最初に出てきたのが、シラウオとホタルイカ。いずれも春ならではの一品です。「このメニューの組み合わせなら」と、最初から日本酒でスタートします。飲み物のメニューを見てびっくり。日本酒がめちゃくちゃ安い。「令和史上最安※当社比」と書かれていますが、その文章にも納得。全国のこだわり地酒が、いずれもグラスで429円なんです。

ここでは、ダイヤモンド経営者倶楽部の書籍「レガシー・カンパニー」シリーズの取材でお世話になった、八海山と南部美人をチョイスします。

次に出されたのが刺身の盛り合わせ(写真は2人前)。中とろ、ブリ、鯛、ホタテ、アジ、カツオのたたき、そしてボタン海老が並びます。このまぐろは実は、同社が自社で持っている養殖場で育てられたもの。「極海一番本まぐろ」のブランドで、力を入れている食材です。

盛られている器は、ふぐのてっさでも使われているお皿でしょうか。美しい色合いで、盛り合わせ全体が華やぎます。

続いて焼き物。ぶりの照り焼きです。

さらに、ハマグリと筍の酒蒸し。ハマグリの大きさに目を惹かれます。

お酒の追加は、富乃宝山のソーダ割り。こちらも「レガシー・カンパニー」で取材させていただいた会社です。

そして本日のメイン、「桜鯛のしゃぶしゃぶ」が登場です。

器いっぱいに盛られた鯛の皮ぎしの赤みが花びらのようで、春らしい艶めかしさを感じます。

鯛は生でも食べられる鮮度ということで、そのまま生で、軽くレアで、じっくり火を通してと、いろいろな火加減で食べ比べしてみました。身が厚めに切ってあるので、軽く火を通すくらいが、内部のジューシーさと熱せられてうまみが増した表面部とのコントラストが楽しめそうです。

残った出汁にうどんを入れて。鯛や野菜類も少し残しておき、味の変化と彩りを加えます。これで料理は締めかと思ったら

さらに寿司が5貫(1人前分です)。中とろ、鯛、ぶり、カンパチにカツオ、見事におなかいっぱいです。最後にパリパリアイス最中で終了。ごちそうさまでした。

店長さんが、「当店のコースメニューはとてもお得ですよ」と話されていた通り、この価格でこれだけの量は、驚くほどにお得感がいっぱいです。そしてただ量が多いだけではなく、一つひとつが丁寧。ネットなどでも評判が高いことに納得です。接客レベルが非常に高いことも、大きな魅力です。

 

■「さかなのまんま」ランチメニュー1週間食べ比べ                   

レポート後半は、そんな「魚の飯(さかなのまんま)」のランチメニューを1週間かけて味わってみた、その食べ比べ記録です。

3月22日(月)

最初の一品ということで何にするかしばらく悩みましたが、”見た目が華やかで映えそうな”丼をチョイス。

うにいくら丼(1,980円)。豪華な内容ながら、値段も抑えられていて根強い人気だそう。何気なく、小鉢の茶碗蒸しがホッとする味わいで美味しい。この日の日替わりメニューは、カツオのたたきと鰤照り焼きの定食でした

3月23日(火)

ホームページを見て気になっていた「まかない丼」の記載が店頭のメニューにあり、迷わず注文。

鯛、マグロ、カツオに鰆などの漬けの丼に、身がいっぱいついたあら汁、茶わん蒸し、とろろや玉子、サラダなどがついて990円。びっくりするほどお得です。この日の日替わりメニューは、まかない丼と、定食は鰤照り焼き、真鯛かぶと煮の計3種。

3月24日(水)

この日の日替わり定食は、本まぐろ漬け丼、ぶりカマ塩焼き、さば味噌煮に刺身の小盛り合わせが付いたものの3種。2日続けて生ものできたので、今回は火をとおしたものにしようと、ぶりカマ塩焼きをセレクト。頼んだのはまだ11:50でしたが、これが最後の一個ということで非常にラッキー。

写真では伝わりづらいですが、出てきた瞬間お~っ!と、びっくりするくらいの大型サイズ。すぐに売り切れるのも納得です。カマにはしっかり身がついていて、前日のまかない丼同様、日替わり定食のレベルの高さを感じさせられました。店内を出るときには、数名ほどの順番待ちができていました。

3月25日(木)

少し出遅れて12:10くらいの店舗着。すでに先客が6名ほどで暫し待ちます。この日の日替わり定食は、アジフライ、まかない丼、金目鯛煮付けの3種でしたが、店舗到着時にすでにアジフライは完売していました。

今回は、当初から”まぐろ”を食べる予定で来ており、大トロ、中トロ、赤身、ネギトロがすべて入った、生本鮪三昧丼(1,990円)を選びます。

前述のとおり、同店のマグロは「極海一番(きわみいちばん)鮪」と名付けた、平戸の自社養殖場で育てたものの。とらふぐと並んで、東京一番フーズの”生産者としての顔”を象徴する一品であり、それゆえにこれだけの内容と量のマグロがこの価格でいただけるわけです。

今回は全てを食べ比べるべく三昧丼をセレクトしましたが、大トロ、中トロ、赤身それぞれの単独メニューも用意されています。

3月26日(金)

1週間訪問してみてお客さんの様子を見ていると、やはり日替わり定食が注文の中心。一方で、定番メニューとして多いのが海鮮丼だったので、この日は海鮮丼を頼むことにしました。ただ1週間の締めでもあり、少しグレードを上げて特選海鮮丼(1,590円)。

中トロ、鯛、ボタン海老、ホタテ、イクラ、ウニなどの彩り豊かなネタが並びます。同店では、とらふぐ、マグロ、ブリなどを自社で養殖しているだけでなく、豊洲に魚を卸す流通も持っています。一方で毎日のように豊洲に仕入れに行き、素材とコスパには自信を持っているそう。その言葉の一端が味わえるメニューです。

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一週間「さかなのまんま」に通ってみてあらためて感じたのは、「個人店的な日々のこだわり」と「上場企業としての規模メリットを生かした調達力」が上手に組み合わさったお店だなということ。

特に素晴らしいと思われるのが、日替わり定食の組み立て方。これまでのレポートでもわかるように、同じメニューは続かず、毎日食べ続けても飽きないし、味わいきれない。目立たないところですが、味噌汁も日によってあら汁だったり、しじみ汁だったりします。そして単にメニューが変わるだけではなく、仕入れや夜営業などとのバランスを考えて、少しでもコストパフォーマンスがよくなるように、考えているのが伝わってくるところが心地よい。

店長の吉田さんに代表される、接客姿勢も秀逸だし、(オフィスからは少し歩く距離ですが、それでも)また今後も顔を出したいなというお店でした。

 

■店舗情報                                      

「魚の飯(さかなのまんま)」新橋店

東京都港区新橋1-5-5国際善隣会館
電話番号 03-3569-2029
JR山手線/新橋駅銀座口 徒歩4分
東京メトロ銀座線/新橋駅1番出口 徒歩1分

◆店内飲食
<ランチ> 平日 11:30〜14:00(L.I.13:30)
<ディナー> 月~金 17:00〜21:00(L.I. 20:00) 土日祝 16:00~21:00(L.I. 20:00)

◆テイクアウト・デリバリー受付時間
月~金 11:30~L.O.13:30、16:00~L.O.19:30
土日祝 15:00~L.O.19:30

ホームページ https://www.sa-ka-na.com/

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