ダイヤモンド経営者倶楽部

経済・金融・企業情報をタイムリーに伝えるビジネス誌 週刊ダイヤモンド
2008年10月21日

10月8日「テーマ別研究会」開催報告

10月8日に開催されたテーマ別研究会は、
博報堂ブランドコンサルティング 牧口 松二さんをお招きして、

サービスブランディング「おもてなし」を仕組みにかえる方法論

のテーマでお話いただきました。

サービス業の課題というテーマでは「製造業のサービス化」をキーワードに、実際の企業の取組み事例をご披露、

守口さま.jpg
またサービス財の特徴という事で、

①無形性:差別化の難しさ

②複合性:見極めの難しさ

③変動性:品質管理の難しさ

④継続性:応え続けていく難しさ

などを挙げられ、その難しさを解決するための サービスブランディングのポイントも具体的に解説されていましたが
新たな発見が多い内容ばかりでした。

 

最後のまとめとして、サービスブランディングにおける経営者の役割として、

まずは、自らが「価格競争」から脱する“5つの境界線”を定める
と掲げ、下記の5項目についてご教示いただきました。


1.対象とする顧客ターゲットと対象としない顧客ターゲットの境界線

2.展開すべきサービス領域とすべきでない領域の境界線

3.競合に必ず勝つ提供価値とそうでない提供価値の境界線

4.顧客を魅了すべき体験プロセスとそうではないプロセスの境界線

5.必要とする人材と必要としない人材の境界線

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博報堂ブランドコンサルティング
シニアマネジャー 牧口 松二 氏 プロフィール

早稲田大学政経学部卒業
株式会社博報堂営業局を経て現在に至る。
これまでコンサルティングスタッフとして、消費財・流通、及び店舗型サービス業界を中心に、事業戦略、ブランド戦略の策定・実行支援、サービスクオリティマネジメント等のプロジェクトを数多く手掛けている。またブランドによる社員意識改革プログラム構築、ブランドのビジョンに基づくサービス品質測定・改善プログラム構築等に携わる。
著作:「サービスブランディング」ダイヤモンド社(共著)
    「ブランドマネジメントのすすめ方」日本能率協会(共著)
    「ブランドマーケティングの再創造」(共訳)
論文:第24回日本広告業協会論文、経済広報センター「ブランドとは何か、なぜ重要なのか」2007年3月号寄稿、日経広告研究所報206号「インターナルブランディング―社内へのブランド浸透の方法論とその意義」、食品工業2008年5月号「低価格戦略か、ブランディング戦略か」他